浄化槽とは何？

浄化槽（じょうかそう）とは、ご家庭や企業などから出る排水をきれいにして（浄化）、自然に還元するための設備です。
浄化槽は、水中の微生物の働きを利用して、汚れた水をきれいにします。

浄化槽には「合併処理浄化槽」と「単独処理浄化槽」があります。

「合併処理浄化槽」は、家庭から出る生活雑排水（＝し尿と、台所・お風呂・洗濯などの排水を合わせたもの）」のすべてを浄化できます。

「単独処理浄化槽」は、し尿だけにしか対応していません。
そのため、台所・お風呂・洗濯などからの汚れた排水をそのまま河川に流してしまい、自然に大きな負担をかけてしまいます。
平成13年からは「単独処理浄化槽」の新規設置は原則として認められていません。

浄化槽の保守点検・清掃作業は、なぜ必要ですか？

浄化槽が正しく機能しないと、生活雑排水をきれいに浄化できません。
あなた自身のご家庭での悪臭の原因になります。
また、汚れたままの水を流してしまうことで、ご近所への迷惑や環境を悪化させる原因となります。
川や海を汚している一番の原因は、私たちが暮らしの中で出す生活雑排水だと言われています。

もしあなたが浄化槽をお持ちならば「浄化槽法」という法律に従わなければいけません。
一般家庭の場合、4か月に1回以上、水質検査や機器のメンテナンスなどの浄化槽の保守点検が義務付けられています（処理方式や処理対象人員によって回数は異なります）。
そして、年に１回以上、浄化槽の汚泥やスカム（気泡によって浮き上がった汚泥）を取り除いて清掃をします。

これらの法定義務に違反すると、6か月以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則が課せられます。
その厳しさは想像以上かもしれませんね。

浄化槽に関する作業は、誰がやってもよいわけではありません。
保守点検は浄化槽管理士のいる登録業者、清掃業者は許可業者でなければなりません。

また、浄化槽の設置、構造や規模の変更をする工事、入れ替え工事などの「浄化槽工事」を請け負うには、都道府県への登録や届出が必要です。

弊社は、下記の通り、登録や許可を受けております。
浄化槽保守点検（千葉県知事登録 第15号/茨城県知事登録 １００６号）
浄化槽清掃（野田市許可番号 第2号）
浄化槽工事業（千葉県知事登録 第712号）

なぜ野田清掃？

弊社は創業以来、浄化槽の清掃および保守点検を主業務としております。
浄化槽の清掃・保守点検作業に関しては、十数名の技術担当社員全員に習得を義務付けており、下記の資格保持者を揃えております。

・浄化槽管理士：浄化槽の保守点検を行います
・浄化槽清掃技術者：浄化槽の汚泥やスカム（気泡によって浮き上がった汚泥）を取り除いて清掃をします
・浄化槽設備士：浄化槽の設置工事を行います
・浄化槽検査員：年に１回、浄化槽の設置、保守点検、清掃がきめられた通りに行われているかどうかを検査します

作業用機器や社用車など設備も充実させております。
浄化槽の清掃および保守点検作業に関しては、社歴・人材・設備ともに、野田市随一と言えるものと自負しております。

1961（昭和36）年に創業以降の半世紀以上の長きにわたって、地元のお客様から信頼とご支持をいただき、浄化槽の清掃および保守点検を継続しております。
千葉県や野田市などの地方公共団体、東証一部上場企業をはじめとした企業からお仕事の依頼も、日常的にいただいております。

浄化槽保守点検・清掃への念い（おもい）

全国的に、下水道の敷設によって浄化槽は減少しており、経営者の高齢化に伴って同業他社の廃業が相次いでおります。野田市も例外ではありません。市内の同業他社の廃業によって浄化槽の保守点検や清掃をどこに依頼してよいかわからずに困っているお客様が増えているとも聞いております。また、廃業する同業他社も、安心してお客様をお任せできる業者選びには悩んでいるようです。そのような皆様に安心して引き継いでいただけるよう、人材や設備などを充実させて、元気はつらつで業務に邁進しております。

対応エリア

浄化槽保守点検：千葉県、茨城県、埼玉県（注：各自治体の登録業務です）
浄化槽清掃：千葉県野田市（注：自治体の許可業務です）

主なお取引先（敬称略）

千葉県
野田市
千葉県野田警察署
財団法人野田市開発協会
学校法人東京理科大学
宗教法人霊波之光
セブンイレブン
キッコーマン株式会社
キノエネ醤油株式会社
グリコ千葉アイスクリーム株式会社
株式会社みのわ寿司
千葉銀行
京葉銀行
小張総合病院
門倉病院
特別養護老人ホーム福寿園
千葉カントリークラブ
紫カントリークラブ
フレンドシップカントリークラブ
豊里ゴルフクラブ
株式会社千秋社

その他、野田市内一般家庭など約7,000基以上